WoodPyros歯磨液の効果
第50回口腔衛生学会で発表したものですが、WoodPyros歯磨液で歯磨きすれば、このような効果があります。
ポケット値6ミリ以上を持つ対象人数51人対象歯牙本数191本に対しWoodPyros歯磨液による歯磨きを試みた。その結果が以下の集計表である。

この集計表をバブル図で表すと、このようになります。


この表によれば63.9%の人がWood Pyros歯磨きで4ミリ以下になるというものです。2ミリ以下でないと厭だというのであれば18.3%の人が,3ミリ以下で良いとするなら44.5%の人が回復するというものです。
以上の結果よりWoodPyros歯磨きは歯周治療及び予防に有効と思われる。詳細については平成13年9月29.30日愛知学院歯学部で行われた第50回日本口腔衛生学会一般口演演題の原稿をお読み頂きたい。
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発表後の質問で広大の先生から
1.誰が測りましたか?
2.コントロールはないのですか?
3.データ改ざんはなかったのでしょうか?
という質問でした。これに対し私の回答は次のようなものでした。
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1.誰が測りましたか?
回答-うちの患者さん担当の女の子が測りました。
2.コントロールはないのですか?
回答-コントロールは開業医では難しく,そんなことをしていたら患者さんは来なくなります。効果を発揮させるため四苦八苦しているのと,貴方が通常歯ブラシ指導で改善するであろうポケット値をコントロール値と思って貰いたい。
3.データ改ざんはなかったのでしょうか?
回答-使用説明書と試供品があるので,それを試してもらいたい。試供品の無料提供は行うが,効果なしというデータ根拠を提示してもらいたい。
司会者から,非常にすばらしい研究なので今後も頑張ってもらいたいとお世辞を言われたが,信じてもらえなかった。
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補足
測定者が誰であろうと問題ないと思う。5.6年勤務のベテランであり,測定担当者は変わっていない。人によって測定値は変わる。二人の測定値を比較したこともある。,自分がするより主観が入らないだけましである。私の場合,患者さんの気持ちを考えて数値操作することもある。女の子の場合、私や患者さんの気持ちも考えず数値を書き込んでしまう。効果なしのデータを見せつけられた時、「冷たいな」と思うこともしばしばである。しかし,事実は事実と受け止め、処置方針の変更と指導、励ましと「こういう風にしてね,お願いします。」というお願いを患者さんにして定期検査をしめくくっている。
家内はポケット値が10ミリあった。1ヶ月間Wood Pyros歯磨きさせた後ポケット測定をした。4ミリで抵抗があったが,そんなはずはないと疑い、ぐいとつっこみ6ミリいくか行かないうちに「ぎゃー」と言われてしまった。残酷な事をしてしまった。このように小生が測れば主観が十分に入った測定となり、かえって信用出来ない。
ポケット測定は炎症が改善しているか否かの目安に過ぎない。質問に立たれた先生だって,5ミリ-10ミリ間のポケット測定値はその日であっても,ブラインドすれば必ず誤差がある。その人だって,大先生と測定値が同じかと聞きたいくらいだ。ポケット測定値の誤差の生ずる傾向,意義,意味についてはWood Pyros world に成書,文献を載せているので,そちらを見て貰いたい。
これ本当? という質問は当然と思う。11年9月に試み11月に特許事務所に行き,12年1月に50万かけて申請したのは,私自身がびっくりしたからである。普通でないことが起きたからである。自分がTBIで通常改善されるであろう数値(これをコントロールと思えば良い)と違った異常な数値が出たのに驚いたからである。
また,効果に偽りがあれば、当歯科医院の患者さんが1年半も使い続けてくれないだろうし、ユーザー歯科医が一年間も使ってくれるはずがない。12年9月AQBインプラント研究会での発表により、導入された東京渋谷区の先生が毎月6本4.8リットル分院で1.6リットルが消費されている。1年間続いている。また,渋谷区の先生に勉強会で紹介してくれるので,渋谷で三人の先生が使ってくれている。ただ,効果ある使い方が難しいので、先生の診断力,患者さんへの指導力による所が大きい。そのため、導入しても次の注文がない先生もある。
同じ渋谷区の申し込みを受けたが,ユーザー育成保護のため近隣地域でのお申し込みは禁じているので,お断りしようと思い暮田先生に電話したところ「Wood Pyrosの普及発展を願っていますので許します。」という有り難いお言葉を頂いたときは開発者冥利につきると思った。
ペリオクリンを使い続けさせている歯医者もいると聞く。30日間テトラサイクリンを続けるというアメリカ講演も昭和60年代頃あった。ファンキゾンを試みたこともあった。乳酸菌を試みたこともあった。以前はやったメトロニタゾールを取り上げているホームページが現在もある。一日1時間の歯磨きも定説となってきた。家内もお風呂やテレビを見ながら歯ブラシマッサージをしていた。WoodPyros歯磨きで改善後こういう言葉を漏らした。「お父さん、歯ブラシだけでマッサージしていると、ねばねばしてとてもたまったもんじゃーない」と。
日々歯周病に悩まされ、かといってフラップオペオペしても「その後が続かないからなぁ」とオペは諦めていた。また、インプラント術後の周囲組織管理についても悩んでいた。管理がインプラントの延命期間に大きく影響するのは周知の通りで、効果的な方法がないことに悩んでいてなかなかインプラントに踏み切れなかった。パンフレットやスライドでいつも注目するのは歯槽硬線である。リンデの成書の症例には歯槽硬線が出ているが、日本のインプラントのパンフレットのレントゲン写真では歯槽硬線のない写真が多すぎる。管理が行き届いていない。今回Wood Pyros歯磨液を手にしたことで周囲組織管理に自信が持て、インプラントを始めた。
インプラントにWood Pyros歯磨液は手放せない。Wood Pyros歯磨液を使うとリコールがしやすくなる。インプラントに対する責任の所在が明らかとなる。つまり「Wood Pyros歯磨液を使い続けなかったからインプラントがダメになったんだ」と訴えをはねつけることが出来るからだ。インプラント患者を見ると結構管理されていない患者さんが多い。定期管理の約束の確認が十二分になされていない。ダメになった時に「そんなことは聞いていない」とトラブルを起こすと考えられる。あきらめのいい国民性で助かっているが金額が大きいだけに恨みも大きい。自分の歯より長く持ったという信頼を勝ち得てこそインプラントの未来は前途洋々となる。
「大阪歯科大で100万かけて入れたインプラントが1年も持たなかった」という風評被害が彼らの知人を通じて広がり、当院のインプラント普及活動の障害となっている。
長々と駄文を書いたが,Wood Pyros歯磨きが,一筋の光明として歯科医師,歯科衛生士,患者さんの治療に役立ち、受け入れられれば幸いである。