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歯科衛生士さんへ(message for dental hygienist)


「こんなんだったら,私達がいらなくなる」という悲鳴に近い質問が会場で二人もありました。誤解を解くために,説明させて頂きます。


Wood Pyrosの治癒機序は「ポケット内の起炎物質除去につきる」とする歯周組織環境改善を治癒機序と推論しています。ですから, PMTC,SRPを否定しておりません。Wood Pyros歯磨液はリコールの間の家庭療法を補助するものです。ポケット内をクリーンにした貴女の努力を無駄にしない為のもの、その行為を成果へと導くものです。

Wood Pyros歯磨液には6つの要素を考慮して使う必要があります。


Wood Pyros歯磨液 の効果を左右する6つの要素
1.液量
2.マッサージ部位
3.マッサージ時間
4.一日あたりのマッサージ回数
5.マッサージの圧力
6.マッサージの仕方

これによって 治癒成績が 大きくかわります。

歯科衛生士さんのお仕事は患者さんお一人,お一人歯茎の敏感度が異なりますから,それに合った液量,時間,回数,圧力の4つを探す診断力が必要になります。必ずしも液量,回数,時間が多ければいいという単純なものではありません。今迄一日3回,1ヶ月液量90ccであったものを一日1回,一ヶ月30ccに指導変更し,患者さんから「物足りない」と言われながらも,好転した症例もあります。あなた達歯科衛生士さんの診断力と観察力,記憶力に負うことが大きいのです。
また この他に

1.ポケット測定 
2.ポケット内のプラークを機械的に除去する。
3.磨けていない所を発見し,指摘し,指導する。
4.磨く圧力,マッサージ圧力の調整指導

歯頚部を磨く圧力が強すぎて,歯肉の発赤を招く場合があります。その人にあった,現状にあった圧を指導する。これが適切でないと増悪します。重要です。しかし,難しい。

ハこのように歯科衛生士さんの力量を試すものばかりです。私も測定した担当者に状況を聞き,「どうしょうか?」と相談しながら,指示を決めているのです。もちろん聞き取りも重要です。聞き取りと観察が診断にはかかせません。液量を多くした場合どうだったか,少なくした場合どうだったか。回数を多くした場合どうだったか,一回の場合どうだったか,他の要素はどうか,迷うことばかりです。その中で,一筋の光明を探す推理がWood Pyros歯磨液を使うにあたっては要求されます。試行錯誤の連続です。観察力,診断力のない人には,今迄お見せしたような症例をWoodPyros歯磨液によって治す事は出来ません。Wood Pyros歯磨液に効果がないのではなく,あなたの観察力,診断力,指導に問題があるのです。
このように,Wood Pyros歯磨液によって歯科衛生士がいらなくなるのではなく,ますます診断力と観察力を要求され、困難で重要な任務を負う事になります。しかし、処方がぴったり合えば、患者さんにとっても、貴方にとっても大きな幸せをもたらすことが出来るでしょう。もう歯周病で悩まなくて良いのですから。

こういう困難な仕事が要りますが,TN4である6ミリ以上を手術なしで2ミリ以下に出来たとしたら,楽しいと思いませんか? あなた達のTBIにWood Pyros歯磨液がプラスされれば鬼に金棒と思いませんか?

Wood Pyros歯磨液は手術派の医師には嫌われるでしょうが,歯科衛生士さんには福音であるはずです。敵対するものではないはずです。歯科衛生士への贈り物と思っています。診断、処方、指導すべて歯科衛生士に取り仕切り、任せれば良いのです。後は歯科衛生士の指示に応じて連結、抜髄、咬調、歯冠形態修正を行えば良いのです。歯科治療もチームワークです。歯周病はすべて歯科衛生士の指示に従うのも歯科医師として大切なことです。

この場をかりて弁明しましたが,使用説明書をお読みになれば,これは私達のエリアだわ,と思うはずです。導入編をお読みになればもっと強くそう思うはずです。会場では言葉足らずで,誤解を招いてしまったかも知れません。残念に思っています。

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